簡単!? カラオケでうまくビブラートをかけるコツを学ぼう
そもそも、ビブラートがかかっているとか、かかっていないとか 聞き分けられますか?
そして、今自分が歌っている声に、ビブラートがかかっているか、かかっていないかわかっていますか。
これが、問題なんです。
最初から最後まで、ずっと声が震えてしまっている人もいますが、これは、ビブラートがかかっているとは、言えません。
往年の歌手で、『月がとっても青いから』を歌っていた菅原都々子さんは、はじめから終わりまで、ずっと震えていましたよね。(一度参考に聞いてみて下さい。)
自分で、自覚してかけられて、かかっているのがわからないと「ビブラート」とは、言えません。
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「あがっちゃって、ふるえちゃった」もだめです。
あがってふるえたのがわかったら、すぐにもとに戻せないといけません。
そのためにも、ビブラートとは、何かな?
どうやったら、効果的にビブラートを使えるようになるかな。
考えてみましょう。
ビブラートをうまくかけられるためのコツを研究しましょう
ビブラートとは声の周期的な揺れです。
声は、恐怖に陥ったり、あがってしまったりして、自分をコントロールできなくなると揺れます。
横隔膜をうまくコントロールできなくなって震えてしまうのです。
聞く分には、ビブラートと大して変わりません。
原理は同じです。
自分でうまくコントロールして、横隔膜を効果的に震えさせて、声を揺らすのが、「ビブラート」です。
しかし何でもかんでも、声を揺らせば良いというわけではありません。
綺麗に聞こえなければなりません。
綺麗に聞こえるビブラートの条件は
①音の揺れる幅が一定であること
②音の揺れる間隔が一定であること
③音が途切れないことです
カラオケでうまくビブラートをかけられるコツ!それは!?
●まず、声が揺れる感覚を覚えましょう。
そのためには、大きな声で、長く伸ばす必要があります。
『あ~』と。
大きな声で息の続く限り伸ばしてみましょう。
その時にガッツポーズをして、腕を上下に動かしてください。
声が揺れています。
その声を聞いてしっかり覚えてください。
●ビブラートの種類を知ることがコツを覚える一歩です。
ビブラートは、「音量」を震わせるものと「音程」を震わせるものの2種類にわかれます。
音量を震わせるビブラートはトンネルの中で話すと「ワンワンワン」と響くのが、もっと細かくなった感じで、横隔膜を使ったビブラートで作ることができます。
音程を震わせるビブラートは、元も音よりも高い音と揺らす場合と、低い音と揺らす場合があり、喉を使ったビブラートで作ることができます。
『ドレドレドレ』とか、『ドシドシドシ』が、もっと細かくなった感じです。
そして、音量と音程は相互作用があるため、どちらかを揺らすと、もう一方も揺れています。
聞いた時に、メインで揺れているのはどちらかという違いだけです。
●ビブラートをかけるときに震わす場所
ビブラートを作り出す場所にも横隔膜、喉、アゴの3種類があります。
横隔膜を使ったビブラートは音量が変化しますが、習得するのに時間がかかります。
喉を使ったビブラートは音程が変化します。
覚えやすいですが、上達するまでは、不自然なビブラートになる場合が多いです。
アゴを使ったビブラートは音程が変化します。
アゴを使ったビブラートは、歌うのに必要な筋肉の動きを邪魔するため、あまり良くないとされています。
でも、演歌の人などは、
プロでも使っている方はいますし、絶対に駄目という訳ではありません。
カラオケで簡単にブラートをかけるときの声の出し方のコツ
何となく、理屈では分かっても実際に使えないと意味がありません。
何よりも大切なのはビブラートの感覚と、かけるときのコツをつかむことです。
理屈がわかっても、体が感覚をおぼえないとなかなか実践できないと、歌唱力アップには、繋がりません。
自然とビブラートはかかってくるために練習が必要です。
●母音を何度も強調させる
大きな声で、『ら――――――』とのばしてみてください。
『ら――――――』と、のばす時に、意識して、母音を強調してください。
『ら―あーあーあーあーあーあーあーあ』と言う感じで、声をのばしてください。
これで簡単に声を揺らす事ができます。
この方法は、簡単で綺麗なビブラートがかかりやすいと思います。
できるようになると『らーあぁあぁあぁあぁ』と、母音を強調するようにしてください。
声が揺れている感覚が分かったら、音が途切れないよう注意して、だんだんと母音の間隔を短くするようにします。
この時に、できるだけ音の揺れを均一にするように注意してください。
ビブラートは1秒間に6回程度揺れるのが理想的と言われていますので、かなり早い間隔で声を揺らせるようになる必要があります。
自分のビブラートを良く聞いて、だんだんと自然なビブラートに近づけるようにしましょう。
●音程を何度も上下させる
まずは自分が出しやすい音の高さで声のばしてみましょう。
次に、121212と考えながら、2秒ずつ半音か、一音ずつ上げたり戻したりしてみましょう。
慣れてきたら1秒ずつにして、もっと慣れたら、だんだん感覚を短くしていきましょう。
はじめは揺れ方が不自然になりますが練習をしていると、自然で綺麗なビブラートが出せるようになります。
出来れば、音程を下げるパターンもマスターすると良いでしょう。
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●横隔膜を使いましょう
腹式呼吸をするときに一番活動する筋肉が、肺の下にある横隔膜です。
しゃっくりは、横隔膜の痙攣です。
横隔膜を使ってビブラートをするためには腹式呼吸ができることが必要最低条件です。
腹式呼吸と喉の脱力が横隔膜を使ったビブラートのポイントになります。
喉の脱力は、まず、喉集中して喉に力いっぱい力を入れてみてください。
それから、力を抜くと、喉の脱力感がつかめると思います。
まずは鼻から一気に息を吸い、口からゆっくり息を吐きながら、出しやすい音の高さで声をだしのばします。そして、一定の息の量を保ちます。
そして、一度、喉に力を入れてみてから、抜いてください。
ビブラートがかかります。
横隔膜を使ってビブラートは難しいと言われていますが、覚えれば自然なビブラートを作りやすいのが特徴です。
きちんとした腹式呼吸を身につけ、歌の実力を上げていく事がこのビブラート習得にも繋がっていきます。
●どうしても、ビブラートのコツがつかめない時には
声を出し続けて、手で脇腹を押すと、声が自然に揺れます。
吐く息の量を一定にして声が途切れないように気を付けながら、しばらく一定のリズムで脇腹を押し続けます。
次に、声の揺れを意識しながら、脇腹を押すのを止めてみてください。
手を離しても声の揺れをキープできたらビブラートがかかったことになります。
手で押さないで、声を揺らす事ができたら、だんだんと声の震えをキープできる時間を伸ばせるように練習します。
歌の中で、ビブラートを使ってみましょう
どんな方法でもビブラートができるようになったら、実際に歌っている時に使ってみましょう。
カラオケで。
ビブラートの練習をする時は、必ずエコーを切りましょう。
エコーを使うどんな声でも、ビブラートがかかったように聞こえてしまいます。
自分では、うまくビブラートがかかっているかどうかわからない場合は、秘策ですが、ライブダムの精密採点DXを参考にしてみるのもオススメです。
ライブダムの精密採点DXは、ビブラートの上手さも判定してくれます。
機械の判定が絶対に正しいとは言えませんが、自分自身でビブラートの出来が判断できなければ、機械の判定に頼るのも良いと思います。
まとめ
歌がうまくなりたい人はかならず腹式呼吸をマスターして下さい。
腹式呼吸ができない人は、仰向けになって歌ってみてください。
仰向けになると、自然に腹式呼吸になります。
お風呂場で練習するのもよいです。
体も、喉もリラックスしているので、良いビブラートがかかるでしょう。
力強い声量で、歌が上手歌えるようになると。マイクもよく声を拾ってくれるようになります。
みなさん、いろいろとマスターしてカラオケを楽しんでください。
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